鳩の撃退法
Last-modified: Mon, 30 Aug 2021 21:11:39 JST (971d)
Top > 鳩の撃退法
- きっかけ
- 「この男が書いた小説を見破れるか」「天才作家が仕掛ける謎解きエンター転メント」のコピーを見てどんな映画か観てみたいと思った。
- 一応、原作を読んだが、最後まで読んでもほとんどスッキリしない小説だった。
- 偽札の最初の持ち主は誰がどのようないきさつで持つことになったのか、そして、最後はどうなったのかが、最後まで読んでも分からなかった。
- 最後に、ご丁寧に解説までついていたが、解説を呼んでも、この小説の魅力は分からなかった。
そういえば、直木賞作家の小説を読んだのは始めてかもしれない。 ピカソの絵を見ている感覚なのかもしれない。 - 読み終わってから気づいたが、映画公式サイトで津田伸一のメッセージがあった。
「正直言って、ただ日本語が読めるってだけのひとに読んでほしくない。その程度じゃ、わからないと思うんだ、この小説の面白さは。」
- この映画を観るかどうかを迷っている。
観るとすれば、映画を観ることによって、この小説の魅力を少しでも理解したいと思うときだ。
確かに、非常に面白かった映画の原作を後で読んで、まったくつまらないと思ったことは過去に何度も経験している。
- みてから(2021.8.30)
- 小説では担当編集者がそれほどの位置づけではなかったが、映画では土屋太鳳が演じていたので、期待したが、それほどの活躍をしていなかったので、それほど大きくは原作と代り映えせず、結局、原作通り、それほど興味をひくものではなかった。
- 原作では、幸地家族のその後が描かれていたが、映画ではなぜかそれがあいまいだった。
- 原作では、2月28日は交通渋滞するほどの大雪だったようだが、映画ではそれほどの大雪ではなかった。
撮影の都合もあったのかもしれないが、東京じゃあるまいし、あの程度の雪なら雪国では交通渋滞にはならないだろう。